あなた一人で悩まないで!ハラスメントの相談窓口

労働環境あるいは介護職員の人間関係によっては、ハラスメントの被害に遭う可能性があります。その際、自分一人だけで対処しようとすることはオススメしません。

相手は自分よりも立場が強いことを知ったうえであなたにハラスメントを仕掛けているため、一対一では相手に屈してしまう可能性があります。重要なのは、その際に相談できる相手や窓口を覚えておくことです。

ハラスメントの相談窓口には様々なものがあります。労働者にとって最も身近な相談先は、社内の人事課などの専門部署になります。社内の窓口であれば手軽に相談することも可能ですが、その際は相談者であるあなたのプライバシーがきちんと守られるかどうか事前に確認しておきましょう。部署が違うとはいえ同じ社内なので、世間話などで情報が他の人に漏れてしまうリスクはありえます。

他には、外部の相談窓口を利用する手もあります。これには有料のものと無料のものがあり、有料のものは法律事務所などがその一例です。専門家の判断を仰ぐこともできますが、その際の利用料については注意しておきましょう。無料の相談窓口としては、厚生労働省や各地方自治体が設置する公的な窓口があります。こちらは主に個人向けのものであり、企業の担当者などが相談することはできないのでその点は注意しましょう。

こういった外部の窓口は、相談者のプライバシーに配慮しているものも多く、秘密厳守で相談に乗ってくれるのがメリットです。もちろん、あなたの友人や良き上司も立派な相談相手です。一人で悩まず、遠慮せず他人に頼りましょう。